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ぽんしゅうさんのお気に入りコメント(1/332)

衝動殺人 息子よ(1979/日)★1 三菱重工爆破事件を前に、これまで新左翼に共感を示してきた木下はこっそり「転向」している。そんなんでいいんですか。晩節を汚した駄作。 [review] (寒山)[投票(1)]
ライク・サムワン・イン・ラブ(2012/日=仏)★5 物語がタクシーの到着から始まれば、エロ教授の受難という喜劇にすっぽり収まるところを、明子に関わるリードの挿入により、奇妙と深刻が同居する曰く云い難い作品になっている。パラノイアの隣のおばさん(よくぞ撮ったものだ)に精薄の弟を配するのも同じスタンスだろう。 [review] (寒山)[投票(3)]
ジュリアス・シーザー(1953/米)★4 実に政治と民意の本質をついた話でシェークスピア恐るべし。密議は物陰や軒先で行われ溜まった映画的エモーションは事変後の大群衆を前でのアジで大炸裂。賢人の真摯な吐露はポピュリストに一撃で駆逐される。後方で控えていたブランドの胆力が白眉。 (けにろん)[投票(1)]
ジュリアス・シーザー(1953/米)★4 論の人ブルータスがその高潔なる公への心により手繰り寄せた民衆の支持は、論より証拠の人アントニーの私怨によりひっくり返されてしまう、例のシーンが出色の出来映え。多くの登場人物、描かれた心のひだの奥行き故に、シェイクスピアは永遠に語り継がれる。 (kiona)[投票(2)]
太陽は光り輝く(1953/米)★5 歩く人の映画。なんて云うと、劇映画で被写体が歩かない映画なんて殆どあり得ないだろうというお叱りを受けそうだし、何よりフォード映画においては全ての作品で登場人物の歩く姿を思い起こすことができるのだが、しかし、ことさらに本作が歩く人の映画であるという思いに突かれるのは矢張り奇跡的に美しい葬送シーンがあるからだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
アメリカ アメリカ(1963/米)★5 アメリカ アメリカ。全世界の憧れであったアメリカ。しかし最近(今2018年)は、トランプ政権で様<さま>変わりしている。本作は、昔の良き時代の物語だ。そして色々なテーマを内包した本作だが、被征服民族(マイノリティ)と誇りについて、少し考える。 [review] (KEI)[投票(2)]
女囚さそり けもの部屋(1973/日)★3 力弱く、ゴマンとあるエログロ映画の一本に過ぎない。さそり対官憲の闘いというフォーマットから逸脱したからだろう。 [review] (寒山)[投票(2)]
女囚701号 さそり(1972/日)★4 死ぬ前に化けて出るお岩さんであり実に純日本的。日の丸をここまでコケにした映画は類例がなかろう。 [review] (寒山)[投票(2)]
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米)★3 「助けられないのなら、私たちは人間じゃないわ」(含『美女と野獣』のネタバレ) [review] (寒山)[投票(3)]
夕陽の群盗(1972/米)★3 徴兵拒否した主人公が、とどのつまりロクなもんにならねえって話で身も蓋もない。そういう意味で正しくニューシネマの1篇なのかもしれない。「撃たれて死ぬ」・「撃って殺す」ことのリアリズムと凶事が平穏に唐突に割込む理不尽。ポイントは押さえられてる。 (けにろん)[投票(1)]
女と男の観覧車(2017/米)★4 劇作家志望の海水浴場監視員ジャスティン・ティンバーレイク=ミッキーによるカメラ目線・モノローグの進行は相変わらず鬱陶しくて、好きになれないのだが、ヴィットリオ・ストラーロの超絶照明には驚愕する。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
天国と地獄(1963/日)★5 局地的でミニマムな相克なのに切迫と緊張を最大限に加重しロシア文学めいた神の荒野が現出する。テクニックも冴え「こだま」カットインによる省略と急転は4人の脚本家チームが小躍りする様が見えるようだ。一発勝負の苦肉はマルチカメラの臨場感を倍加した。 (けにろん)[投票(1)]
焼肉ドラゴン(2018/日)★4 美人3姉妹を軸とする物語は当然に男どもを呼び寄せそこに軋轢が産まれるし在日の被虐はときに悲劇へ繋がる。それでも高度成長下の日本で幾許かの希望を持てた時代への懐旧。自己史と家族史、在日史と半島史を述懐するキム・サンホに全ては収斂するのだ。 (けにろん)[投票(4)]
女と男の観覧車(2017/米)★5 ややもするとウディ・アレン最大の傑作。一段と怜悧冷徹に冴え渡った話術の冷血もさることながら、何より、これほど視覚的に充実したアレン映画はかつて見たことがない。ヴィットリオ・ストラーロ久方ぶりの大仕事であり、ストラーロ謹製のアスペクト比一対二画面の作としても最良の成果物に数えられる。 [review] (3819695)[投票(4)]
空飛ぶタイヤ(2018/日)★4 巨大企業VS零細企業の図式に留まらず零細の内部分裂と巨大内部での統御崩壊を落とし込んで単視眼な企業講談に陥ることを免れてる。更に財閥系銀行の冷徹なグループ間統治も適宜。関心圏外なディーン一生の気障ったらしい唐変木演技も本質を衝く。 (けにろん)[投票(2)]
眠狂四郎女妖剣(1964/日)★3 トンデモ展開の釣瓶打ち壮観で、分けても素晴らしいのが春川ますみ雷蔵誘って囁く「いんふぇるの」。根岸明美の初夜権仲介する巫女さんも意味が判らない。 [review] (寒山)[投票(2)]
眠狂四郎女妖剣(1964/日)★4 いやあ、このサービス精神はいいです。藤村志保根岸明美春川ますみ久保菜穂子、皆それぞれエロティックな見せ場があって嬉しいし、毛利郁子演じる菊姫のおどろおどろしさも忘れられない。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
刑事ジョン・ブック 目撃者(1985/米)★3 ともかく、緩やかな編集のリズムが心地好い。原題の「witness」は「目撃者」の他に「…を経験する」の意味もあるらしく、実際、この映画のサスペンス的要素は、観客にジョン・ブックを通してアーミッシュの生き方を擬似体験させる為の仕掛けとも思える。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
刑事ジョン・ブック 目撃者(1985/米)★3 硬派の刑事スリラーと見せかけて、まるでそれを忘れたかのように「アーミッシュ生活入門編」を丹念に積み重ねる奇妙な作品。これはどうやって着地させるつもりなんだろうかと手に汗を握った。 (OK)[投票(7)]
万引き家族(2018/日)★5 見えない花火大会。家屋のすきまから聞こえる音を楽しむ家族たち。その姿を俯瞰で捉えたショットが秀逸。一家の結びつきの強さと社会からの孤立を見事に表していた。 [review] (capricorn1)[投票(6)]