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ぽんしゅうさんのお気に入りコメント(1/347)

クレオパトラ(1963/米)★4 特筆すべき場面は、矢張り、クレオパトラのローマ入場の場面でしょうが、それ以上に、シーザーとの出会いの夜の、シーザーが癲癇で苦しむのを覗き穴から見るクレオパトラから始まって、寝室で苦しむシーザと、彼のことを考えるクレオパトラをマッチカットのように執拗に繋いで見せるカッティングが、一番の見せ場だと、私は思う。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
女王陛下のお気に入り(2018/アイルランド=英=米)★3 蝋燭等の炎だけの照明はいい。撮影のエッセンスは照明と露光だ。画角、構図、移動やズーミングの制御、といった事項以上に、本質は光の扱いと云っていいと思う。しかし、それでも本作の広角レンズの多用にはゲンナリする。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
キング・コング(1933/米)★5 この児戯溢れる特撮は極上の完成品であり、発展途上と捉えるのはつまらない。例えばノルシュテインは青年時代に本作に猛烈に憧れたに違いないと思う。 [review] (寒山)[投票(3)]
マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015/米)★3 コン・ゲーム風の邦題はあかん。 (黒魔羅)[投票(2)]
バーニング 劇場版(2018/韓国)★4 ジョンスの好きな作家はフォークナー。ベンが短篇集を読んでいた、というのはベンのキャラクターを表している。(酒場での会話の知ったかぶり。) [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ガメラ2 レギオン襲来(1996/日)★3 細部で伊藤の政治性・樋口の画心・金子のミニスカ趣味がせめぎ合い予断を許さないし、毎度臨死まで痛めつけられるガメラの超M本質は外してないが、レギオンが凡庸。そのバトルは何故か「ドラゴンボール」めいて元気玉まんまの決着は点睛を欠く。 (けにろん)[投票(1)]
幸福なラザロ(2018/伊=スイス=仏=独)★5 パシリな愚物の真正が垣間見えたころ起こる滑落だが狼に仮託された思し召しが奇跡を呼ぶ。聖人伝説の如何わしさを打破する生身のリアリティと映画的記憶の相反が絶妙で偽善者は福音から見放されるの安さは反転し高みに達する。世知辛い世に問う在るべき善。 (けにろん)[投票(1)]
港々に女あり(1928/米)★5 「トムとジェリー」の乱痴気騒ぎは終盤のジレンマを経てとてつもない強度に至る。本作のルイーズ・ブルックスのレオタード姿を観ずして「悩殺」という言葉を使ってはいけないのではないだろうか。★6級の傑作。 [review] (寒山)[投票(2)]
港々に女あり(1928/米)★5 あゝなんて幸福な映画だろう。特に主人公の水夫・ヴィクター・マクラグレンが中米(パナマか)のシーンでロバート・アームストロングに出会ってから、ラストまで愉快な関係性の描写に溢れている。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
シャザム!(2019/米)★3 町内が視野であるの子供と世界破壊を目論む大人の戦いに於ける認識ギャップというものが有効に活かされていないで序盤の快調は尻つぼむ。双方が親に棄てられたという来歴も大して意味ないみたい。主演レヴィはカマトトの陥穽を免れる好演だけに惜しい。 (けにろん)[投票(1)]
愛がなんだ(2018/日)★3 映画の冗長さが恋愛模様に重なる。なるほど、これが今時なのか。理解はできないけど腑に落ちる。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
魂のゆくえ(2017/米=英=豪)★4 不思議な引力のある作品である。現代社会の不穏な行く末と信仰へのゆらぎ。後悔・贖罪・困惑・内向・怒り・葛藤。ベルイマンを思わせるテーマを、暗く寒々としたカメラが追う。ラストは評価の分かれるところだろうが、現代社会への挑戦ともいえるだろう。 (jollyjoker)[投票(1)]
愛がなんだ(2018/日)★3 愛に免疫のないヒロイン。周りの友人たちよりやめろと忠告され、他ならぬ相手から冷たく接されても愚直に恋人についてゆく。そんな彼女もさまざまな事件に遭遇し、立派におのれの信念をもって周囲に意見できるように成長した。だが、彼女の内面はラストで理解される。これはラブコメなどではなかったのだ。 [review] (水那岐)[投票(2)]
心と体と(2017/ハンガリー)★5 最高の大人のファンタジー。敬愛すべき監督がまたひとり増えた。 [review] (pinkmoon)[投票(3)]
遊星よりの物体X(1951/米)★3 ジョン・カーペンター版のテイストを期待してしまうと、実に物足りない。ヒイキ目だけど、断然にあっち。しかし、『遊星からの物体X』はこの流れからはやや異色で、どちらかと言うと、『エイリアン』の方に正統後継された印象。 [review] (HW)[投票(2)]
遊星よりの物体X(1951/米)★3 ホークスはどの程度現場に関わっていたのだろうか。簡潔かつ豊かな語りは「(良質の)五〇年代的」であり、それは「ホークス的」とまで云ってもよいものかもしれない。しかし恐怖の質はもっと高めることができただろう。「見せない演出」にまだ改善の余地があるということ。 [review] (3819695)[投票(2)]
遊星よりの物体X(1951/米)★5 原作小説も読んでみたのですが... [review] (kawa)[投票(4)]
泥の河(1981/日)★5 高度成長期の端緒は人々が未だ哀しみを噛み殺していた時代でもあったという述懐で、少年は幾度もの喪失を乗り越えやがてモーレツ時代の洗礼を受ける。出会いに始まり別れで終わる泥河べりの物語は慈しみに充ちた作り手たちの気合が最高感度で親和した結実だ。 (けにろん)[投票(4)]
クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995/日)★4オトナ帝国』以前の映画作品だと『ヘンダーランド』『暗黒タマタマ』が人気だが、個人的にはこちらを推したい。『戦国大合戦』への萌芽も確認できる。 [review] (アブサン)[投票(1)]
日本侠客伝 関東篇(1965/日)★3 鶴田浩二の性欲が噴火の寸前で抑止され続け、その得難い快楽を当人が享受している。鶴田の漂流するナルシシズムに振り回される周囲はいい面の皮だが、文化的コンテクストの気まずい相違を盾にして、サブのみが独自のナルシシズムを自家開花させる酸鼻 (disjunctive)[投票(1)]