設定が設定だけに、正直なところ誰にも感情移入は出来ませんでした。となると、次に目が行くのは役者の演技力。無茶な設定であればあるほど役者はその無茶っぷりに浸らなければならないし、だからこそ楽しいのだろうけども、その反面結構辛くもあるんじゃないかな。…と、主役がヒース･レジャーだったからこそ思ってしまいました。華やかさには欠けるけれども、地味にいい役者さんだったなぁと改めて思いました。ラストの、無表情の中で感情を表現しきる演技は素晴らしかったです。

ヒースを偲んで見ると、また違う感慨がわいてきます。

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08.08.26　記