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[コメント] カルメン故郷に帰る(1951/日)

全体的にはインパクト控えめな印象の作品ですが、小ネタは素晴らしく面白い。
づん

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







日本初のカラー作品という意味で、完成までにかなりの苦労があったのではないかと思いますが、ストーリー的にはあまり面白みのない作品でした。

個人的には終盤のダンサー二人による踊りがとても魅力的で、何踊りなのかはサッパリ分かりませんが、高峰秀子さんはやはり魅力的な女優さんだなと思いました。今の女優さんに比べると、お世辞にもスタイルが良いとは言えない程のビジュアルなんですが、放つオーラが凄いのか、素晴らしく惹きつけられます。実際小林トシ子さんにはあまり目がいかないんだ、不思議な事に。特に目の動きまで使ってダンスをしていて、ダンスはやはり表情も重要なファクターの一つなんだなと思わされました。また肌蹴た足元の奥に広がる驚きと興奮の客席を映すアングルも素晴らしく、このダンスシーンは一見の価値ありだと思います。

それから項垂れて歩く男性4人を背後から撮ったショットも無駄にスタイリッシュで、一体どうしたんだろうと思いました。一瞬オサレ映画を見ているのかと思った。また三井弘次さんが原稿を帽子に隠して読むという小ネタなんかも捻りが効いてて面白いなと思いました。

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08.10.15 記

(評価:★3)

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