[コメント] 血と砂(1965/日)
戦争映画を敬遠しがちな世代こそ、こういう作品を観るべきだと思いました。斬新すぎてビックリするよ!なんなの、このフットワークの軽さは!
監督、キャスト、タイトル、ジャケ写などから想像するイメージとしては「ゴリゴリの男臭漂う戦争映画!」なんですけれども、いざフタを開けてみればなんともユーモラスで軽快な戦争ミュージカル・・・!!戦争映画に笑いの要素を取り入れるなんて、まさに戦争経験者にしか出来ない荒業。そして風刺も利かせながら、締めるべきところはキッチリ締まっていて、「笑い」を逃げとして扱っていないところがとても良い。戦争映画を敬遠しがちな世代こそ、こういう作品を観るべきだと思いました。女子的には『日本のいちばん長い日』より断然こちらの方がとっつき易い。けれども如何せんタイトルが…。手に取るにはちょっと無骨すぎですよね。ジャケ写も含め。
それにしたって団令子!男の群れの中で出さなきゃいけない色をしっかり出していて、ものすごく素敵でした。
そして超蛇足ですが、個人的には三船ちゃんが「ピッコロ!」と叫んでいるのがツボでした。私の事をピッコロって呼ぶ人が何人かいるんで。それだけなんですけど。ヘヘ。
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09.02.25記(09.02.13DVD鑑賞)
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