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動物園のクマさんのコメント: 点数順

★3嵐が丘(1939/米)オリヴィエオベロンロブソンフィッツジェラルドの強烈な熱演とトーランドの造形豊かな撮影が、異様な緊張感を醸す。この力技こそ、ワイラーなんだろう。確かに堂々たるもの。[投票]
★3バベットの晩餐会(1987/デンマーク)妹役のボディル・キェアの上品な美しさ!ユトランドの枯れた風景と、姉妹の慎ましさ。そして、ステファーヌ・オードランがそこにいることがもたらす潤い。彼女はやっぱり、年を重ねてもシャブロル作品での彼女だ。[投票]
★3ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場(1986/米)お定まりのプロットを、お定まり通りに楽しめる。[投票]
★3ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)ドニー・イェンチアン・ウェンばかりが印象に残った。[投票]
★3シシリアン(1969/仏)無能な警察なのに、バンチュラなので丸く収まりますね。大スター二人に売れっこ若手が加わった太秦時代劇風で楽しめる。[投票]
★3シン・ゴジラ(2016/日)予期できぬ事態や予想できぬ展開の人間の対処への希望、カタストロフの元凶に対する畏怖と得もしれぬ憧憬、はある。瓦礫の下の人の悲鳴は相変わらず、ない。編集と演出の妙は楽しめました。[投票]
★3東京暮色(1957/日)斎藤高順の音楽がいつも通りの軽やかさ、であることが、本当のこの映画の意味なのでは。よく考えると、たいした事件は起こっていない。小津のいつも通り、だけれど、省略がうまくいっていない。沈鬱なのは、オサムちゃん、ミノルちゃんがいないせい。[投票]
★3舟を編む(2013/日)よくTVで目にするどこぞの電気メーカーのLED電球やガス会社の母親もののコマーシャルフィルムと同じ匂いがし、二人の辞書先生の真剣勝負とは180度異なる、おとぎ話として楽しめました。[投票]
★3東京家族(2012/日)小津作品で一番気になる人物である三男にスポットを当ててくれたことが、ただただうれしかった。孝行したいときには親は無し。[投票]
★3十三人の刺客(2010/日)いかに血飛沫が上がるか、刀がどこまで食い込むか、と時代劇の面白さがいかに無関係であるかは自明。観ながらまったく画面から心を離させ、『雄呂血』や『血槍富士』を思い出させ観たくさせてくれたことに感謝。[投票]
★3津軽じょんがら節(1973/日)リズム感の無さは計算とは思えない監督なんだけど、それが一種独特の素人くさい驚きになるから不思議だ。[投票]
★3日本のいちばん長い日(1967/日)しんどい。10代で初見で、その後ほぼ10年毎に偶然見て、見る度に感じ方が異なることがしんどい。反戦の意味することが、異なって感じている自分がしんどい。。[投票]
★3マンハッタン無宿(1968/米)ティシャ・スターリングが抜群に可愛いです。[投票]
★3家族ゲーム(1983/日)1950年代、1980年代、2010年代、と30年刻みで比較した時、家族という塊に本当に何か変化が起こっているのだろうか?封切り当初も古いと感じたが、今でもそう。それがほっとさせる。[投票]
★3トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)毎日の食事の隣り合わせにある恐怖。ゾクゾクするには程遠いでき。[投票]
★3フィクサー(2007/米)演出、演技、ともに中途半端感が漲っているのは、本当にありそうだ、という顔をしたがった製作陣のアタマの悪さのせいではないかな。[投票]
★3ナバロンの要塞(1961/米)トンプソンフォアマンペックの組み合わせは、『マッケンナの黄金』もこれも好きですが、どこか芝居がかっている。[投票]
★3晩秋(1989/米)テーマがテーマだけに、映画の出来とは関係なく考えさせられるのだが、やっぱり真摯にこのテーマと向き合っているつくり、とは思えない。[投票]
★3手紙(2006/日)原作の薄っぺらさをさらに薄っぺらくした感じは否めないが、被害者宅でのやり取りは、ぐっときてしまった、、、、。[投票]
★3フラガール(2006/日)何か中途半端、なんだよな。強烈に記憶に残る「絵」がない。いい話でした、以上以下もなし。[投票]