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動物園のクマさんのコメント: 投票数順

★2地下鉄のザジ(1960/仏)様々な技法を試しているかのように楽しそうにふんだんに使っていて、当時のパリの原色のポップな色合いとリズムが調和している。ただ、それで、楽しい映画にはなっていない、のはなんで?[投票]
★3遠い太鼓(1951/米)美しい画作り、特に水中の美しさ、その中でも殊にワニの美しさ、は驚き。ウィルヘルム・スクリームはこの映画が最初、だそうですね。ハリウッドの職人さんたちの名人芸。[投票]
★3招かれざる客(1967/米)旧弊状況を打ち破るのは、いつの時代でも、かの娘さんのような人だ、もちろん、性別も年齢も肌の色も無関係。多くの人はメイドさんのいう通り「よくも振り回してくれる」と嘆くだけ。映画の面白みには甚だ欠けるが、分かりやすい構図と分かりやすい名演。[投票]
★4真昼の死闘(1970/米)コケティッシュと形容詞がつくシャーリー・マクレインの不思議ちゃん的魅力、『火山のもとで』の神々しさをちょっと思い出させるガブリエル・フィゲロアの撮影。何かほわーっと見られるんだよなあ。西部劇というより、ラブコメ?[投票]
★3万引き家族(2018/日)映画好きの首相が無視する、のと、日本の縮図を描いたと叫ぶ、のとは同次元だから口にするのはやめておいて、樹木希林の早々の退場に快哉。見えない物を見えているかのように見せる演出がつらい。安藤サクラ松岡茉優 の行く末が心配。[投票]
★2阪急電車 片道15分の奇跡(2011/日)一編一編ずつの短編小説と、短編小説を関連させる本作の違いは何か。短編小説の主人公それぞれの背景に厚みを持たせるには必要、ということなのかな。だとしても、各々の短編小説に深みが足りないなあ。芦田愛菜の将来も少し心配。[投票]
★2歩いても 歩いても(2007/日)舞台挨拶で原田芳雄が撮影中のことを訊かれて「女性陣は心臓が二つも三つもあるからいいけれど、一つしかない私は針の筵だった」とか言ってたっけ。わざとらしいつなぎと捨てカットをカバーして余りある夏川結衣と子役たち。淡々とした日常なんてどこにもないっていうことだ。[投票]
★2メタモルフォーゼの縁側(2022/日)久々に見た、ちょっと種類は違うけれど、『翔んだカップル』以来かな。女の子の全力でのこういう身振りはだいすきだ。もちろん芦田愛菜の走りのこと。[投票]
★2観察 永遠に君をみつめて(2007/日)望遠鏡を通して視るピンボケな輪郭。見られていることしか感じられない輪郭さえない気配。そして、極端なアップの唇、乳首、歯並び、足元、踵。はっきり見える部分とぼんやりしか言えない全体の対比。観察には、その中間はない、たしかに。[投票]
★3ラストレター(2020/日)松たか子 の白いカーディガンとゆらゆら揺れる森七菜がひたすら素晴らしかったけど、作り物をひたすら作り物でしか終えられない演出と意味ありげにゆらゆら揺れるボケ味好きのカメラはどうしてもサブイボが出る。[投票]
★2ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)何がいいのかさっぱりわからん映画だったけど、再見してエンドロールが一番良かったってわかった、やっぱりブライアンはかっこいい。[投票]
★2シン・ウルトラマン(2022/日)怪獣の哀しさ、ヒーローの哀しさ、人間の哀しさ、怪獣映画には哀しさが欠かせない。なのに、この映画にも前作にも哀しさのかけらもない。小さな隙間からの覗きの多用など、もちろん絵作りについても語る価値を感じない。長澤まさみの巨大な脚線美に加点。[投票]
★4大人は判ってくれない(1959/仏)初めて観た時、護送車から見える夜の街、屋外ランニングの通りの俯瞰、人形劇に夢中になる子供達、にワクワクした、のを思い出します。[投票]
★3奴らを高く吊るせ!(1968/米)結構粒揃いのキャスティングで、それにしちゃ勿体無い扱い、かな。インガー・スティーブンスを観られたのが収穫。ガチャガチャした演出とまとまりない編集、おかしなラスト。[投票]
★3南部の反逆者(1957/米)設定に逃げ場がない胸苦しさを、ラオール・ウォルシュならではの演出と色鮮やかな絵作り、華やかな音楽とクラーク・ゲーブルならではの役どころが、映画として成り立たせてくれている。職人芸を感じる。[投票]
★2乱(1985/日)初期の彼の作品から共通する、俳優が意気込めば意気込むほど映画がダメになる、という最大の欠点が凝縮している。意気込みを強いる演技指導と撮影現場の空気が原因なのだろう。世界最高と言ってもおかしくない高い技術力のスタッフ陣が、最高の絵を作ってくれるのに、、、。[投票]
★1Fukushima50(2019/日)新米愛国反反動を隠すこともなく晒した原作を、ノンポリエンタメが映画に書き換えようとしただけ、に終わるのは、世界中の人たちに恥ずかしいこと、ではないかね。[投票]
★4ウインド・リバー(2017/米)プロがプロの仕事をする主人公がいる西部劇を楽しめた。[投票]
★3蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米)展開やアクションのスピード感が、原作を忘れて楽しめた理由。おどろおどろしい血と暴力の物語が消えて、どちらかというとスーパーヒーローの爽快な活躍譚。[投票]
★2砂上の法廷(2016/米)考えられたストーリー。でも、切羽詰まり感に同情できる迫力がない。主人公の独白で展開させる効果が分からない。[投票]