[コメント] いとこ同志(1959/仏)
すっかり忘れていたのだが、TVで再見してみて、ラストのジャン・クロード・ブリアリの修行僧のような姿に、あらためてやられた。主人公ではなく、ブリアリやメニエルに感情移入した初見の20代の頃を思い出した。
部屋をぐるっと2周し、波板ガラスの向こうをいやらしくなく映し出し、斜め上からの構図を多用する監督とキャメラの、洗練とは程遠い演出は、やはり胸に残る。
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