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★5 | 鳥(1963/米) | 鳥が出てこない場面(家を襲う音)、襲ってこない鳥(ジャングルジム)、がこわいっす。スピルバーグはそれを知ってましたね(『ジョーズ』『激突』)。 | ゼロゼロUFO, 空イグアナ, Myurakz, くたーほか8 名 | [投票(8)] |
★1 | スラムドッグ$ミリオネア(2008/英) | 前のめりに息をするのを忘れて食い入る。後ずさりして息を吸いながら目を離さずに観る。飽きない映画を2時間、映画館で過ごすのは、この2種類だ。 [review] | ぽんしゅう, jollyjoker, ゑぎ, ナム太郎ほか7 名 | [投票(7)] |
★5 | シェルブールの雨傘(1964/仏) | 傘が行き交うファースト・シーンで、すでに興奮。何度見ても涙がとまらないっす。 | 3819695, 山本美容室, 直人, ADRENALINE of Adrenaline Queenほか6 名 | [投票(6)] |
★4 | この世界の片隅に(2016/日) | 突然は毎日の普通の中で現れ、突然が普通になる普通の繰り返し。
号泣にならなくって本当にほっとした。バリアフリーを求める映画館で観てよかった。 [review] | 緑雨, 週一本, けにろん, ゑぎほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | 市民ケーン(1941/米) | 映画の手本、とか呼ばれることこそ、ケーン以上にこの映画の悲劇。教科書に閉じ込められるような柔な作品とは違うのでは。 | けにろん, ウェズレイ, ゑぎ, 太陽と戦慄ほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | 晩春(1949/日) | 笠智衆と杉村春子のなんとまあ内容のない会話に、どうしてこんなに心が動くんでしょう、、、 | 3819695, 太陽と戦慄, 直人, buzzほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | コンドル(1939/米) | トーマス・ミッチェルが映画の中心に出てくるのがどうも座りが悪いのだが、無線がつなぐ中継所、機内、基地のか細い線が、すごい緊張感を生む。霧や雨に閉ざされた閉鎖的な空間こそが、飛ぶこと、郵便を届けることへの男たちの狂気な執着の根源だ。 [review] | 3819695, ぽんしゅう, ゑぎ, けにろん | [投票(4)] |
★5 | GO(2001/日) | 『青春の瑳鉄』や『青春の殺人者』の主人公たちが力任せで引きちぎったものを、ピースサインひとつでかたづけたのは、甘いのか現実なのか。こんなこと考えさせられたのは『バタアシ金魚』以来、です、若返った。 | sawa:38, けにろん, ぽんしゅう, ボイス母 | [投票(4)] |
★4 | 泥棒成金(1955/米) | なんと露骨で下品な花火でしょうか。 | KEI, くたー, sawa:38, カフカのすあま | [投票(4)] |
★4 | 飢餓海峡(1965/日) | 首を絞められていく左幸子のしあわせそうな表情が、とても悲しい。 | はしぼそがらす, picolax, オノエル, けにろん | [投票(4)] |
★4 | 鬼畜(1977/日) | [ネタバレ?(Y2:N3)] ラストを、それでも父をかばう健気な子、という人が多いですが、ぼくは、「こんなやつ父親じゃない」という告発に思いましたが、、、、 | yasuyon, はしぼそがらす, 小雪, こしょく | [投票(4)] |
★4 | 愛しのタチアナ(1994/フィンランド=独) | 常に画面の中央に人間がいて、それなのに何もしない無愛想さがとても際立つ。それでもタチアナと心通わす成り行きは、派手ないきさつ渦巻く巷のラヴストーリーを蹴散らす力強さがあり、たまらない。 | jollyjoker, けにろん, ゑぎ | [投票(3)] |
★5 | ミッドナイト・イン・パリ(2011/スペイン=米) | 今が退屈だ、嫌だ、と思った時、不思議とこの人の映画を観てきたような気がするし、その度に今も捨てたもんじゃない、という騙しに乗った気がする。この映画にその粋を見た、ような気がする。ということは、最も騙されたってことだ。何せ、欧州の街のオレンジ色の灯はずるいよ。 | 太陽と戦慄, ロープブレーク, 緑雨 | [投票(3)] |
★2 | 海よりもまだ深く(2016/日) | この人の作品が好きになれない理由が分かった。嘘を本当のように撮ろうとしているからだ。「あれはあれして」で済むのに、冗舌すぎるし、いろいろ起こりすぎる。そういう作品には、樹木希林とリリー・フランキーは欠かせない。 [review] | イーグル, ゑぎ, jollyjoker | [投票(3)] |
★5 | 風と共に散る(1956/米) | 冒頭からずっと設計され尽くした構図、鏡や銃やクルマなどの小道具。作り物めいたセットで描かれるこの世界に、喜んでひきづり込まれる幸福。そして、何しろドロシー・マローンだ。 [review] | 3819695, ゑぎ, 袋のうさぎ | [投票(3)] |
★4 | ベリッシマ(1951/伊) | 走るように歩き回っても砂地を駆け下りても投げられても折れないマニャーニのハイヒールの踵。ラストで象徴される主人公の強さ。こういう話はこう終わってもらわないと困る。しかしまあよく喋るし、それが恐ろしく自然。 | けにろん, ぽんしゅう, 寒山拾得 | [投票(3)] |
★3 | 希望のかなた(2017/フィンランド) | いい映画だった。主張も伝わったし、共感しない訳ではない。でも、インパクトが薄い。色彩も構図も動きも驚きが少ない。物足りない。無愛想が弱い。その代表であるオウティネンでさえ体温がある。みんなに見てもらいたいので、映画館が満員だったことが救い。 | ジョニー・でぶ, けにろん, セント | [投票(3)] |
★5 | 狩人の夜(1955/米) | 驚愕の映画。全編スタジオで撮影された神秘的な構図は、一つ一つがあっと息を飲む静止画のようで、ストーリーに必要かどうかは関係なく、その連続のつなぎが映画的な興奮を醸す。情けないけど、何が写っているかを語るしか術がない。 [review] | ゑぎ, ぽんしゅう, 寒山拾得 | [投票(3)] |
★5 | タバコ・ロード(1941/米) | 木漏れ日とは、枯葉とは、草叢とは、風とは、夜とは、雨とは、クルマとは、雲とは、砂埃とは、、、この映画がローアングルで全て教えてくれる。圧倒的な悲劇を、あっと驚く賛美歌と警笛と犬で、圧倒的に描く傑作。ばあちゃんはどこ? | けにろん, 3819695, ゑぎ | [投票(3)] |
★5 | 周遊する蒸気船(1935/米) | 『アフリカの女王』や『地獄の黙示録』でも楽しめる、音もなく河を遡る船の興奮は、きっとここに原点がある。『木靴の樹』の干し草投げの興奮も、この映画の燃料投げに原点がある。なんて勝手に映画的記憶を刺激してくれる。映画とは動きだ、とあらためて確信させてくれる傑作。 [review] | ゑぎ, 3819695, 寒山拾得 | [投票(3)] |