動物園のクマさんのお気に入りコメント(2/18)
ロスト・バケーション(2016/米) | review] (ゑぎ) | まずは、90分を切る尺への志が嬉しい。前半のサーフィンシーンの撮影も目を瞠るが、サーフボードが既にサメの暗喩として機能する演出も見事だと思う。 [[投票(2)] |
パーフェクト・ワールド(1993/米) | ケヴィン・コスナーはこんな複雑なバックグラウンドを持った人物には見えないのだけれど、それが逆説的にリアリティを生んでいるような気もする。奥底に見え隠れする善良さが、少年と通じ合っていく展開に一定の説得力を与えてもいる。 [review] (緑雨) | 一見すると、[投票(5)] |
パーフェクト・ワールド(1993/米) | ローラ・ダーンの描き込みの希薄さなど取るに足らない。イーストウッドが監督に専念していた方が完成度は高くなっていただろうが、このゴージャスな映画の完成はみなかったのだ。この何ともイーストウッドらしい遊びの感覚は生まれなかったのだ。 [review] (ゑぎ) | イーストウッドと[投票(7)] |
スパイの妻(2020/日) | review] (ぽんしゅう) | 男の正義と女の恋慕の間に生じた溝を、感情の勢いで飛び越えようとする女と、ゲーム的術数で埋めようとする男。女の半径3メートルの痴話嫉妬が、ビジネス仕様の世界主義に端を発した優男の野望によって、図らずも帝国主義と対峙する大胆不敵なエンタメサスペンス。 [[投票(4)] |
スパイの妻(2020/日) | 予兆』も多いが)。東出昌大が高橋一生の会社を訪ねて来たシーンの窓の光。蒼井優が憲兵隊部隊に呼ばれた後、街頭を歩く仰角カットも逆光の中。高橋と蒼井が乗った市電の車中も、逆光。 [review] (ゑぎ) | いつもに増して逆光の取り入れが目立つと思った(近作では、『[投票(3)] |
荒野の七人(1960/米) | 七人の侍』と比べて貶していたのだが、見直してみるとこれはこれでヤッパリ面白い!3時間を超える原本をコンパクトにまとめた構成も見事だが、何と云っても群盗の首領カルベラ(イーライ・ウォラック)のキャラクターを膨らませたことが映画としての勝因だ。 [review] (ゑぎ) | 私も以前は『[投票(11)] |
荒野の七人(1960/米) | ぽんしゅう) | 極上の娯楽作品に理屈はいらない。・・・ジェームス・コバーンの登場シーン。蒸気機関車をバックにした挑発者との距離感や間の取りかたが絶妙で最高にカッコイイ。 ([投票(6)] |
荒野の七人(1960/米) | sawa:38) | 土砂降りの雨と泥水の代わりに乾いた大地を描く本作。悲哀を廃してエンターテイメントを極める。ただし、得体の知れぬ敵ではなく、ちゃんとコミュニケーションの出来る相手と闘うというのがアメリカ的であり、残念でもある。 ([投票(6)] |
裏窓(1954/米) | review] (緑雨) | 箱庭的シチュエーションが単純に楽しい。 [[投票(5)] |
鳥(1963/米) | review] (緑雨) | 何か理由があるわけでも、誰かが悪いわけでもない。突如として猛威に襲われ、世界の在りようが一変してしまう。そんなことが実際に起こり得ることを痛いほど知ってしまった、パンデミック禍にある我々。改めてこの映画を観ると感慨も変わってくる。 [[投票(4)] |
めぐり逢えたら(1993/米) | ゆう) | こんなことあるわけない。絶対にない。とりあえず私には起こらない。 ([投票(1)] |
めぐり逢えたら(1993/米) | メグ・ライアンがかわいい。 (ジェリー) | うきうき、どきどき、ほのぼのさせてくれます。言う必要もないが[投票(2)] |
めぐり逢えたら(1993/米) | メグ・ライアン素敵だ。夢があるストーリーもいいね。 (RED DANCER) | [投票(2)] |
めぐり逢えたら(1993/米) | スベン・ニクビストのカメラ!「撮影がキレイ」とはこのような画面のことを云うのだ。こんなに美しい画面を見せてもらうと、何もケチをつけられなくなる。 (ゑぎ) | 懐古趣味的ハリウッド映画の中でも抜群の美しさをもつ。何と言っても[投票(4)] |
ガートルード(1964/デンマーク) | 赤い戦車) | 視線、人物の出入り、照明、立つ/座ることへの演出。お手本のようなカッティング、切り返し。煙草の煙、炎、水面の揺らめき。演出によって画面に漂う物凄い緊張感。演劇を装いつつ、演劇とは全く違う「映画」としか言いようのない感覚が全編に充満する。何度観ても驚く。 ([投票(2)] |
ガートルード(1964/デンマーク) | review] (ゑぎ) | ドライヤーの遺作に相応しい傑作。殆ど登場人物が視線を交錯させないことで有名な映画なのだが、実は視線を交わさないエキセントリックさ以上に、二人の人物が向き合うショット、リバースショット(切り返し)が素晴らしい。 [[投票(3)] |
怒りの日(1943/デンマーク) | review] (shiono) | そのテーマといい技法といい、ドライヤー初体験の私としてはただもう驚嘆するしかないのだが、ひとつわかったことは、ヒロインの心の動きのなんと現代的であることか、愛や恋や若さ、自由や束縛といったものの考え方は溝口の田中絹代より、ひょっとしたら増村の若尾文子よりも、今の人々にアピールするのではないかと思う。 [[投票(3)] |
奇跡(1955/デンマーク) | ゑぎ) | まさに驚くべき奇跡的な映画。悠々たるカットで時間を定着することは比較的たやすいが、ヨハネスを皆で探す場面の短いカットのワイプ等でも驚くべき映画的瞬間の定着に成功している。世界映画史上の真のベストワンはこの作品かも知れない。 ([投票(7)] |
友だちのうちはどこ?(1987/イラン) | キアロスタミはどうやって子供たちからここまでの演技を引き出したのだろうかと考えると、現場ではよほど精神的に追い詰める演出が行われていたということが容易に推測され、演出家とはかくも残酷でなければ務まらないのかと暗澹たる気分にもなる。 [review] (3819695) | 活劇の傑作。なのだけれども、[投票(3)] |
大いなる西部(1958/米) | グレゴリー・ペックをヒーローとして何の疑問も嘲笑もなく描いている。この嫌みで胡散臭いキャラクターを一点の曇りもなく「男らしさ」の象徴として描くスタンスには私は虫ずが走る。 [review] (ゑぎ) | ワイラーは[投票(4)] |