[コメント] 嘘を愛する女(2018/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
公開時のプロモーションで、高橋一生と長澤まさみがすごくいい雰囲気でメディアに出演していて、 ずっとみたかった映画。2020年に視聴。
そのプロモーションの雰囲気とは程遠く、まず2人の関係性にあまり惹かれなかった。 長澤まさみは自己中な性格で、高橋一生を蔑ろにしている感がすごく、 事故から過去に執着したのは、「この私が馬鹿にしていた男に騙されていたなんて、許せない!」という自己愛が強く感じられた。
ミステリー調に解決していきながら、時折どうやって付き合ったかのような過去のエピソードが挟み込まれていたが、 なぜかどこにも感情移入できずに2人を応援する気にはならなかった。
探偵との関係もよくわからなかったし、、途中から長澤まさみと吉田鋼太郎しか出てこなく、プロモーション活動はこの2人がした方がよかったのではと思えたし、そもそも長澤&高橋のカップルに共感できていないので、高橋の過去にさほど興味も湧かず、起伏のない展開も手伝ってそれはそれは長く感じた。
そして明らかになった過去は同情すべきものではあったが、5年も付き合っている彼女にひたすら内緒にするには弱い気がしたし、パソコンをロッカーに隠すほどのものなのか? 長澤まさみは「よかった私、やっぱりちゃんと愛されていたのね!」と満足だったかもしれないけど、 その気持ちにほとんど共感できなかった。
この後、2人がどのようにして関係を修復していくのかはとても気になったが、映画は目覚めたところで終了。
なんか・・期待しすぎたな。
長澤まさみの演技はシリアスと相性が悪い気がする。モテキやコンフィデンスマンは好きなんだけど、 なんだろう、嘘くさいというかやりすぎというか、コントのような感じがして違和感がある。 女モノマネ芸人の標的になるのも納得。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。