ジェニファー・アニストンのコメディエンヌぶりが堪能出来るかと思いきや 実際にはフィリップ・シーモア・ホフマンのとの掛け合いがメインで、 フレンズのような内容を期待すれば裏切られる。

ベン・スティラーが主役だからメインなのは当然として、 ジェニファー・アニストンは美人の相手役という程度の演出。

フレンズのようなお馬鹿キャラではなく、 イメージ的にはジュリア・ロバーツのような感じに近く、 ジェニファー・アニストンを使う意味がない。

とりあえずベン・スティラーが振られるシーンだけを簡単に流して、 後はジェニファー・アニストンとのロマンスをフレンズ流に展開して、 その中でフィリップ・シーモア・ホフマンとの掛け合いも混ぜれば、 ジェニファー・アニストンを相手役として生かしたラブコメとして面白かったのに。

ベン・スティラーの超が付くド真面目キャラと、 ジェニファー・アニストンの自由奔放キャラ、 正反対というキャラ設定が全く生きてない。