24のジャックを客寄せパンダとして全面に出してるが、 映画自体かなり面白い。 イケメンの幹部候補生（途中から味方になるのがポイント）、 キュートなヒロインの新人、 人情溢れるボス、チームを束ねる官僚（途中から更正する）、 端役だが優秀なエンジニア、 とにかく中途半端な悪役がいないのが人間ドラマがシンプルで分かり易い。 そして物語の中軸となる管制官としての任務のみがスポットライトを浴びるのもいい。

最後はダイハードのオマージュみたいな感じだがまあいいとしよう。

1998年て事はキーファー・サザーランドが低迷期ながらも、 パパドナルド・サザーランドのコネでそれなりに活動していた時期だろう。

一見B級らしく小さくまとまった感じだが、 実はパニック映画の一級品である。

24同様にTVシリーズしてほしいくらい。