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[コメント] グラディエーター(2000/米)

クロウの映画だと思って見ていたが、ホアキン・フェニックスの映画だったのかもしれない。
kinop

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画の冒頭の麦畑のシーンから先を予感させる。クロウ演じるマキシマスは寡黙で男らしく信望も厚い、一方ホアキンは愛情に飢え屈折した人間であり、愛されたいがゆえに策略を弄し卑劣な手段も厭わない。この二人の対比が映画の軸になっていると思うのだが、マキシマスの表現は直接的で彼の目線が観客の目線になっている。ホアキンは悪役として描かれているが、実はこちらの方が描写は細かく人間が持つ愛されたい気持ちや弱さが表現されていたと思う。クロウの演技が悪いのではなく、この役をもらったホアキンが凄いのだろう。もし、彼じゃない誰かがこの役を演じたとしても同じような感想と評価をしていたかは疑問である。

(評価:★4)

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