あの獣のようなエイリアンのキャラクター。『美女と野獣』に出てきそうでオリジナリティがあって良かった。鼻に線さしてるところも変だけど、今までにないキャラクタは好感が持てる。えらいさんの娘に手を出して僻地に跳ばされたというのもおかしいし、弱みを握ったり、握られたりのウィテカーとトラボルタがおかしい。何かサラリーマン的なところが新鮮。ＳＦ大作なんて思ってみるんじゃなくて、そういったやり取りを楽しむ映画だと思う。だからきっと「ゴールデン・ラズベリー賞」と言われても気にもならないんだろう。だって、注目されない作品は「ゴールデン・ラズベリー賞」には選ばれないんだから。