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[コメント] アンダルシアの犬(1928/仏)

こういうものに対して的確に批評を書ける人は、好き嫌いを排して映画の値づけができる人。私は一生、好き嫌いでしか物を言えないド素人でいようと、何度目かの決意をするのみだ。(レビューは例によって超余談)
ユリノキマリ

アニメ「GA芸術科アートデザインクラス」の中で、主人公「キサちゃん」こと山口如月(CV戸松遙)が、服飾デザインの担当教諭に恐れおののき、ガタガタ震えるシーンがあった。その様子を見た同級生のノダミキ(徳永愛)によると、「この間授業で『アンダルシアの犬』を見たときも、こんなふうになっていた」のだとか。

美術専攻ともなると、シブい映画を生徒に見せるもんだと妙に感心し、また、震えるという反応を見せたキサちゃんに、ちょっとしたアーティスト魂(ま、本当に怖かったのでしょうが)を見る思いがした。

だって、私は震えることさえできず、ひたすら「ポカーン」だったのだから。

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