◆あと思い出すのは、デッサン人形、ＧＩジョー、変身サイボーグ1号。

◆名だたる論客を向こうに回して、今さらワタシが言うのもアレですが、描きたかったのは要するに裏切りなんだなぁと。現実と虚構、存在と認識、ヒトの形態と魂、アニメと実写（写実）の裏切り。淫靡な裏切りそのものを。

◆美術設定の意匠、羽ばたくＶＴＯＬ機のデザインと動きはスゴいと思った。でもどうしてこんなになんでもかんでも中華ナイズされてんだ？ロクス・ソルス社のマニア向けロボットが先行者だったら笑えたかも（スイマセン調子に乗りすぎ）。

◆2501素子キタ----！ピンチになると現れる、誰も言及してないが、これは素直にヒーロー魂と受け取る。

◆バトーがラスト近く、少女を罵倒（うっ）するのは、大人げないなぁ。ワタシなら思ってても口にしない。別に優しさとかじゃなくてね、言ったってしょうがないしょ。

◆大型の書店に行くと、以前から人形写真集のコーナーがあって、観る度に戦慄を憶えてた。それが何故なのか判然としなかったが、この映画でひとつ理由がわかったような気がする。