[コメント] 陽のあたる教室(1995/米)
駆け足気味の展開が少しめまぐるしかったが、ドレイファスは誠実な教師役にピッタリだし、暖かい良い話だと思う。でも最後のあのシーンが私と母親を黙らせてしまった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最後、教え子たちからの心のこもった恩師へのプレゼント。それは、自分たちへ教えることに人生を捧げて、昔の作曲家になる夢をあきらめた先生への精一杯の恩返しだった。先生の作った曲を自分たちで演奏するのだ。
何も知らされていなかったため驚く先生と共に、私と母も感動しながら画面の前で座り直し、神妙に聞きはじめた。
映画の最大の山場であるだけに、演奏は朗々と続く…画面のこちら側もシーンと聞いている…でも内心浮かぶひとことを言っていいものかどうかの、重苦しい空気に変わっていく。
母親がおもむろに口を開いて「でもこれって、そんなにいい曲じゃないよね」と言ったとき、咳をきったように「やっぱりそう思う?」と言ってしまった。せっかく感動したのに〜。
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