「雪山」はよくある“その手”の話を繋ぎ合わせた感じ。うつ伏せか、仰向けか分からずシャベルを入れて血がドロリはひやーっとした。分からない時は横から掘ればええのに……と思った。

「携帯忠臣蔵」はコメディタッチでほのぼのした笑いがあった。歴史上の人物はその人物が行った偉業にしか触れないが本当の人間性なんてのは分かりっこない。そういう素朴な疑問を形にしたってのは面白いと思う。

「チェス」は……、やりすぎ。タネあかしで拍手してみんなが出てくる所は首のうしろが痒くなった。ロボがオーバーロードしちゃってるのには笑った。

「結婚シュミレーター」はなかなかハートフリャな話だったが、もうひとひねり出来そうなのに……と思った。上映映画が「悪魔のパンプキンマン」で良かった。

駅の構内に何かオチがあるんじゃないかと思ってたけど、そのまま終わっちゃった。もっと奇妙キテレツでも良かったのにな。