[コメント] しんぼる(2009/日)
これなら海外の人にも理解されるに違いない。そして本映画は全てのシーンが海外の人達向けに作られている。松本人志という表現者が何者であるか、あるいは松本人志という表現者が何が出来るか、それを表明したセルフプロモーションのようなものだ。
おそらく彼は、前作『大日本人』を海外で公開したとき、自分という表現者をイントロダクションなしで作品を世に問うことの不自由さを感じたのではないか。そこで作った松本人志入門篇が本作という訳だ。
その目論見はある程度成功していると思う。(海外にはこういうの好きそうな人種がいるし。)
で、自分達80年代から彼の芸を知る人間にとっては、目新しい面白さは全くない。
でも、これはこういう作品で良かったのだと思う。
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