[コメント] 八日目(1996/仏=ベルギー)
久々に、ほっこりと、させられた。全然時間が気にならなかった。2003.2.19
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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感動させようとしてると思えなかったところがよかった。
私には、ジョルジュ(主役の人)だけはずっとCGかと思ってた。なぜか、生身の人間に見えなかった。 なんでなんやろう?と思ってたけど、人間がやるの難しいからかなとも思ったけど、人間だと知って、吃驚。
二人がお互い励ましあって仲良くなってきたように見えてきた後に、妄想で出てくるお母さんの、“アリーには彼の生活があるのよ、彼に聞いたの?”というセリフ、私にも身に覚えがあるので、ギクッとさせられた。
自分にはよくても、他人には負担になっているかもしれないということ、障害者じゃなくても、あるということ。
存在価値がないように思えて、この世に存在する意味を見いだせなくて、生きる気力がなくなって、尚且つ死ぬ力があるのなら、死ねばいい。良い最期だった。
周りのことを考えることも必要だけれど、やりたい時にやりたいことができる、そんな人が好きな人にはオススメな1本。
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