殺し屋の貫禄としては『ロード・トゥー・パーディション』のトム・ハンクスやジュード・ロウのほうが断然あると思う。殺しの間もサム・メンデスのほうがいい。本作は殺しを見せすぎてたかな？ 特にコリアンクラブの顛末は、クライムよりもアクションに分類すべき内容で『ゴッド・ファーザー』よりも『沈黙シリーズ』みたいなのりで違和感アリ。マイケル・マンは人の死に様よりも生き様を描いて真価が発揮される監督なんですよね。