[コメント] イーオン・フラックス(2005/米)
ずんずんと強引に話を進めていくストーリは、意外と面白い。このぶっ飛び具合が本作のちょっとした魅力。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ところで、「モニカン」って何ですか? 弟がモニカンの黒幕か?と思えばそうではなかったし、誰が何のために結成したのかよく判らん。所謂、反体制、反権力の過激派と言うことでよろしいでしょうか?それにしてはモニカンのメンバーは皆いい人揃いだったなー。単にモニカンのあのバァさんが何も知らない愚か者なのですかね。そして、飛行船のあのジィさんは亀仙人?
いや、待てよ。確か人さらいを止めようとしたのがモニカン結成の発端(だったはず)だから、モニカンは正義の味方には違いない。その手段が暗殺と言うのは解せませんが・・・。
「落ち」からすると弟が人さらいの主犯だったわけで、彼の企ては新生児を生ませまいとしたもので、設定上そんなにこの犯行を長く続けていない気がするのだけど、そうしたら、モニカンの組織がいつ出来たのだ?という疑問に又当たる。
そこでありえる答えは、モニカンのバァさんが黒幕で、モニカンを使って兄を暗殺し、弟を使って新生児を抹殺することでクローンの支配を続けようとした、なんてことにならないかな? それにしても、兄がいい人だった、というのは前半を無視した滅茶な設定ですよね。
ほんと途中から話がかなりぶっ飛び、強引さに輪を掛けた展開でしたが、映画的にはそんな破茶滅茶さに救われた感じでした。
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