榎本加奈子主演と聞いて、勝手にエロい作品を期待してゴロ寝しながら鑑賞してしまった自分には論評する資格などありません。

この監督、上手だと思います。昼のシーンも夜の撮り方も、そして雨の撮り方も。自分なりのイメージを全編にわたり貫き通しているんですよね。その空気は嫌いではないです。

ただね、観ていて面白くも何ともないんですね。ラストの突然の「ぶつ切れ」は何だか「批評家の判断待ち」を期待しているような厭らしさが透けてみえる感じがしました。

まぁ、そんな事より、エロさしか「売り」がなかった榎本加奈子に黒ぶち眼鏡かけさせて新境地開いてあげてどうするんだろう・・・今更なぁ・・・そんなもん期待してないよっていう輩は私ぐらいなんだろうか・・・？