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[コメント] 寝ずの番(2005/日)

マキノ一族のDNAよりも伊丹十三の感性が色濃く反映された第一作だった。そして芸妓の富司純子の姿は伯父のマキノが引退映画を撮った藤純子そのもので震えます。
sawa:38

シーン単体では、病室のエピソード・死人のカンカン踊り・歌合戦など目を見張るべき秀逸なものもあるが、作品全体としては緩急のバランスが私には合わず洗練されていないように見受けた。

「映画は批評家受けするようではダメだ。」という一族の家訓(?)を受け継ぎ娯楽に徹した映画づくりは今後の期待大である。そのネームバリューとDNAとによって、「それなりの作品」を量産する事は難しい事ではないだろう。だからこそ、だからこその★3。

次回作にとんでもない程の期待を込めての★3です。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)おーい粗茶[*] ぽんしゅう[*] 直人[*]

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