[コメント] パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(2006/米)
ストーリーは結構複雑だったらしい・・?鑑賞後に残るのは派手なドタバタ劇の数々のみだったから。但しそれ等が一級のドタバタだったから始末が悪い。つまり娯楽としては一級だが、一本の映画作品としては疑問符だらけになる。
実は、隣の席に夏休みの家族連れがやってきたのです。今回の上映は「字幕版」のはず。そう、彼等は「吹替え版」と間違えて入場してしまったようでした。
途中でぐずり出した子供たち。そりゃそうだ、ウチの女房も読めない漢字があったとか言ってたぐらいなんだから・・・
ところが、この長尺の映画を彼等親子は克服してしまったんですね。これが意外だった。物語はちょっと複雑だったと思うんだけど、息をもつかせぬドタバタシーンの連続に彼等は彼等なりに見入ってたようなんです。
これってかなり凄い事だと思う。詳細は彼等本人に聞かなけりゃ分からないけど、恐らくドリフのコントを見るのと同じような感覚で見ていたのかな?
言葉を理解しないで映像だけで、幼い子供たちを黙らせてしまう「パワー」。
これってもしかすると「映画としての原点」だったりするんでしょうか?
だけど、その反対に大人の私にはストーリーが複雑(?)過ぎた気がします。だから覚えているのはドタバタだけ。
うーん、非常に評価が難しい作品になってしまいました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。