[コメント] 夜の素顔(1958/日)
「誠実に勝るものはない」というパトロンのありがたい言葉もなんのその。イノシシのようにわが道を進むマチ子先生の勢いを止めるべく満を持して登場する文子たんに期待が高まるも、期待外れな展開に肩透かし。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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京マチ子は軍慰問の踊り子、若尾文子には赤線の娼婦だったという「過去を隠して生きる女」（即ち「夜の素顔」）というテーマがあったに違いないのだが、それがどうも取ってつけたようになっているのが勿体ない。
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