[コメント] 戸田家の兄妹(1941/日)
桑野通子がひたすらお美しい映画。和服より洋服の方が似合うな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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音声悪いので最初の1時間は家族関係の把握がツラかった。 特に最初の佐分利信はモゴモゴとして何言ってるのかわからなかったが 、それだけに1周忌での話し振りの明瞭さはとても気持ちよい。
桑野通子は初めて見たが、あまりの美しさに見とれてしまった。 勝手に「昭和のグレース・ケリー」と呼ばせて頂く。これから桑野通子作品漁りを始めることにした。
どうも小津作品で親子が布団を並べて寝ているのを見ると重要テーマがくる予感がするわけで、 本作品も葛城文子と高峰三枝子が布団並べて寝るシーンでもてっきり 『晩春』みたいなお説教が始まるかとわくわくしてしまったな。 「あたしお嫁なんて行きたくないの。お母様を一人にするなんてできない。」みたいな。
三宅邦子が珍しくちょっとした悪役を担っていたが完全なイジワル女でないのが奥深くて好きだ。
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