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[コメント] ラブ・アクチュアリー(2003/英=米)

単なる恋愛成就の物語じゃなかった。
テトラ

人を好きになることと、気持ちを伝えることが、素晴らしく、そして大切なことだと教えてくれる。明らかに僕の人生に影響を与えました。

恋愛に嬉しい思い出がある人が見るとどうなのかは僕にはわからない。自分には全く嬉しい思い出がないから。そんなわけで普通だったらこんな映画、見ようともしない。むしろ避ける人間です。

でも、ある時、「今のあなたにはこの映画を見て欲しい」と親友に言われ、すぐに見ました。参りました。

なんというピッタリな作品を薦めてくれたんだ、と親友に感謝しました。

「ジュリエットとピーターとマーク」のエピソード。 境遇が自分と似すぎていて、映画全体からするとほんの一部なんだけどこのエピソードの部分だけボロ泣きしてしまいました。僕は、この映画を見た翌日、その話と同じようなことをする予定でいました。そして予定通りできて、心底良かったって思えました。 結局、僕のこの時の恋も、嬉しい結果にはならなかったのですが、その人と出会えたこと、好きになったこと、気持ちを伝えたこと。全てに後悔はないし、本当に良かったと思っている。

恋をしても、気持ちを伝える勇気がなく、どうせ駄目だと逃げていた僕に、親友とこの映画が勇気を与えてくれました。叶わなくたって、かっこ悪くたっていいんだ。大事なのは、恋する気持ち、そして、その気持ちを相手に伝えること。今は、素直にそう思える。

(評価:★5)

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