映画館で見て、僕はこの映画凄く好きでした。

その後、ＴＶで放送していたので、なんとなく見ていたら、酷いカットをしてました。 ９時からの放送では、時間的にカットが多いのはわかってましたが、問題はその場所です。

多くの先生、生徒がエイリアンに支配されてしまっている中、未だ無事な仲間を理科室（？）に集めますね。でも、事件を見た人間以外には到底信じられる話ではない。 ところが、そこで先生が入ってきて、少し話してから、襲いかかります。 必死に戦った結果、寄生エイリアンのサンプルを手に入れて、教室から去ります。

とまあ、大体こんな感じのシーン。

これが、ＴＶでどうなっていたかと言うと、 先生が教室に入ってきて、少し会話をしたところで、ＣＭ。 ＣＭ明けでは、教室から主人公達が険しい顔で出て行くところ。

びっくりしました。

この映画の話を展開していく上で、最も重要なシーンのひとつを、まるまるカットです。

●主人公グループ全員が、エイリアンの存在が本当であることを認識する。

●エイリアンが例のドラッグに弱いということ。

●次のシーンで、エイリアンの生態を研究するためのサンプルを手に入れたこと。

これだけの重要な事柄を無視して映画が進むのです。

ＴＶ局の人は、この映画をちゃんと見たのでしょうか。 これをＴＶ放送で初めて見た人は、酷い脚本だと思ったんじゃないですかねぇ・・・