[コメント] 冬冬の夏休み(1984/台湾)
日本のように秋の訪れを感じさせない台湾の夏休みの終わり。にも関わらず心のすきま風を感じさせる侯孝賢監督のこの手腕。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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いつもと替わらぬ服装で、周りからの祝福がない叔父の結婚式。
小鳥の死を悲しがる純粋な寒子なのに、自分のお腹の子供まで流産してしまう。なんたる皮肉。
匿ったつもりが、相手からは友人とも何とも思われていなかった失望感。
淡々とした中で、心に突き刺さる残酷な描写でした。
心の中で反芻した結果、採点を3→4!
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