序盤の戦闘なんかはすごくワクワクするんだけど、ミサトがシンジを邪険に扱うあたりから嫌な予感。謎が一つも解消されないまま廃墟パートに移行して更に嫌な予感。ホモパートに移行してからは、ほぼあきらめムード・・・。旧劇場版も真っ青の丸投げっぷりを見せて「つづく」と来た日には、もう突っ込む気力もないというモンですよ。

『序』『破』の爽快感はどこに行ってしまったんだ！

９０年代当時ならともかく、一般の人にこれだけ浸透してしまったこのアニメシリーズが、また悪い意味でのおたく路線に舵を切ってしまい、酸っぱい顔をして劇場を後にする大量の観客たちの顔を思い浮かべて「だって俺らマスターベーションが好きなんだもん」と開き直っている作り手たちの心が透けて見えて、もう心底気分が悪い！

旧劇場版の不出来を解消するための新劇場版だと思ってしまった俺が悪かったのかもしれんけどさ。これからまた１年、下手すれば２〜３年、もっと下手すると４〜５年も続編を待たされると思うと、それはもう悲惨な気持ちになってしまうのです。キーーー！悔しい。

ところで、次回予告の後、私の後ろに座っていた若いカップルが、「ねえ、ヴィレってなんだっけ？」「え、わからん・・・」と言って無言になってしまったのを見て、全国で同じようなリア充が大量発生していることを考えると、それはもうメシウマ！と思ってしまう俺は、もうだめかもしれない。

続編待つさ。