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[コメント] セント・オブ・ウーマン 夢の香り(1992/米)

アル・パチーノにはなれないが、すこしでも近づきたい、と思っちゃったりして。
むらってぃ大使

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







なんだかんだ言って、やっぱりアル・パチーノはすごい!!並の俳優には決して無い迫力、観る者を引き込む力は当代随一と言わざるを得ないでしょう。フェラーリから降りる時、「もう運転しないよ」という姿が胸を打つ。

彼の最初の登場シーンと最後の演説シーンでのギャップを引き起こしたのがクリス・オドネルだと思うとちょっとそれは違うだろう、とも思うのが残念。ホテルのシーンでクリス・オドネルの履いている革靴の裏がやけに白いのがただただ気になった。彼の演技も同じくらいまだまだこなれてないな、といった風情。

アル・パチーノで6点、クリス・オドネルが-1点で合計5点。(H13.12.19)

追記:今思うと、クリス・オドネルはあれはあれで「田舎から出てきたちょっと勉強が出来るだけが取り柄の家柄もコネもないけど正義感はあって、でも引っ込み思案な青年」を好演していたのではないか、と言われればそうかもしれないが、であればそれはそれでイライラする。役柄の彼がこの映画の中で成し遂げたことって別に何もないわけでしょ。

つまり、ユニコーンの「服部」なわけですよこれは(古くて恐縮)。かっこいいおっさんになりたいです。 (H14.3)

(評価:★5)

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