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[コメント] 人生万歳!(2009/米)

脚本が出来てから30年以上映画化されなかったそうで・・分かるよ、つまんないもん。 人生はなんでもありだけど、映画は何でもありじゃないよ。
river

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自称21歳の女子が一人で路地裏に座っているのはいいとしても、見ず知らずの男の家に 入って食事をさせてもらうって何?

この時点でファンタジー映画なのかと思ってしまった。この女子は幽霊なのかと・・ でも、話が進むにつれ、この女子は普通の女子だと・・ これが「何でもあり」なのか?「何でもあり」の方向性が違うでしょうよ。 映画って、ひとつの全うな道筋があって、そこから少しシフトして、観客を驚かせたり、 喜ばせたりするんじゃないの? これだったら、主人公が家に帰ったら、100人のお婆さんと101匹の犬が、マザーシップから出てきたエイリアンと戦っていた・・でも、いいわけでしょ。 つまり「何でもあり」に中途半端なリアル感と中途半端な非リアル感が 混じっているから、面白くないのだな。

大体、この映画を観て「大爆笑」する日本人はいるの? 一部のアメリカ人は大爆笑かもしれないけど、アメリカの政治ネタとか地域ネタとかは、 分からないしね。多分、アレンも「日本人は私の映画で笑えるのか?そんなにアメリカのことを研究しているのか」と驚いているんじゃないか?

先ほど、アレン作品一覧をチェックしてみたら、私の観ているものは13本、 その中でも最低ランクの作品になりましたとさ。すみません。

(評価:★1)

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