[コメント] ブレードランナー(1982/米)
観るものにとってはレプリカントとの闘いではない。これは人間による自分自身との戦い。しかし、そこに勝利の二文字など存在するのか
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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いや、存在しなくてもよい。そこに生きた想いがあれば。
レプリカントを眺めているが、全ては人間が生み出した感情。そして、それを道具のように扱い、破壊する人間・・・・・・レプリカントが存在しない今とそれは変わらないのかもしれない
だがロイはブレードランナーを助け、白い鳩を握り締めながら、深く微笑み死を迎えた。
そして、白い鳩は一寸の青い空へと飛び立っていった。
ハリソン・フォード演じるデッカードもまた、ユニコーンの折り紙を手に最後に深く頷いた。
そう、彼もレプリカントなのかもしれない。
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私は、レプリカント(レイチェル)が真実の自分を追い求めるかのように、デッカードにむさぼるように深く口付けをしたことで、レプリカントと我々はなんら変わりはないのだと感じた。いや、彼らの方が生きることに純粋なのかもしれない・・・・・・
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この映画がデッカードが最後に握り締めた拳と共に強力わかもとになりそうだ。
(20020523)@最終版
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