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[コメント] セント・オブ・ウーマン 夢の香り(1992/米)

この映画で最高なのは、誰が何と言ってもガブリエル・アンウォーだろ〜!異論は認めんw というか、あ、何だこのキモいガキ、フィリップ・S・ホフマンじゃないの!って、最近になって気がついた。
ぐるぐる

リハーサルに2週間、撮影に3日かけたというアル・パシーノとガブリエル・アンワルのタンゴ・シーンは短く、あっと言う間に終わってしまう。二人とも、ダンスが上手いわけではない。でも「人生は間違ってもタンゴは間違わない」のだし「脚が絡まっても踊り続ければいい」のだ。アル・パシーノの直球勝負の誘い方、それを受けるガブリエル・アンワルが次第に自分を解放し自信をつけて輝きを増していくさま。それを見つめるクリス・オドネル。この一期一会のシーンこそが、この映画のエッセンスに思える。

演出、脚本、撮影も安定していて、他にも見所がたくさんある映画。ただ、個人的にはフェラーリのシーンは無理がありすぎと思ったかな。そもそも、ニューヨーク市内というロケーションではフェラーリの官能を伝えるべくも無いだろうけれど、それにしてもエグゾースト・ノートをまともに聞かせない演出はあり得ないです。

(評価:★3)

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