[コメント] 勝利者(1957/日)
ボクサーが戦わねばならないのは、対戦相手だけじゃない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
当時乱発された石原裕次郎主演映画の一本。ストーリーは一見単純に見えながら、かなり骨太で、暴力とダンス。スポーツとしてのストイックさと恋に両ばさみされる裕次郎はなかなかの見所。
それは主人公としてもう一人、屈折したトレーナー役に三橋達也を起用したのが大きいだろう。俊太郎の才能に惚れ込み、厳しいトレーニングを課し続け、裏切られても彼をあきらめきれない。その屈折した思いが憎しみへと転化する…まるでこれは男同士の恋物語のようにさえ思えてくる。かなり先進的なストーリーだったんじゃ無かろうか?
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。