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[コメント] ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990/米)

さすがに映画館で寝たことはありませんが、これは最も危険な体験でした。
甘崎庵

 この作品によりケビン・コスナーはオスカーを手にすることが出来た。民族を描くことで成功した作品と言えよう。これによりインディアンはネイティヴ・アメリカンと言う名前を得ることが出来たし、多くのアメリカ国民が先祖の行った政策を恥じるようになった、と言う意味では非常に意味があっただろう。

 だけど、私にはどうしても入り込めなかった。実はその昔、「大草原の小さな家」で似たような物語があって、子供心に無茶苦茶感動した記憶があって、その記憶がフィルターをかけてしまったのだと思う。でも、正直見終わった後で美しい記憶を汚されてしまったような気分にさせられたのは事実。

 それに、何より長い。長すぎる。しかもその大半がストーリーをほぼ無視した冗長さで成り立っているため、退屈そのもの。

 ラストは賛否両論あるだろうが、ちょっと尻切れトンボで終わった感じ。本当なら13年後が大切になる筈なんだが、それを無視して逃げてしまうと言うのも何かな〜。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)mimiうさぎ[*] トラブルドキッズ[*] k-nag CGETz[*]

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