[コメント] 蜘蛛巣城(1957/日)
シェイクスピアの「マクベス」の日本版。だけど
黒澤明のシェイクスピア好きは周知のことだが、問題はシェイクスピアの良さというのは、ストーリーよりも台詞の言い回しの方にこそある。その台詞を換骨奪胎してしまったため、ストーリーは同じでまるで違うものが出来てしまった。
実は「マクベス」はシェイクスピアの中でも最も好みの一作。あの独特の台詞の言い回しに傾倒してしまった身としては、これはどうしても点数が低くなってしまう。
出来は良い。個人の好みだけの問題で3点。
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