こちらは映画で前作より早く観ていた。それだけにこちらの方が印象深い。弱いスーパーマン(何か矛盾あるな)に映画館の中で声援を送ったものだった。

　今から考えると、あれだけ強大な敵が登場したのに、スーパーマンが活躍したのは本の短い時間だった。ちょっと残念だが、耐えに耐え、最後にカタルシスを迎えると言うのは邦画の常套手段で、それ故に好きだったのかも。

　ジーン・ハックマンは、地球人ながら超人のクリプトン星人を手玉に取る上手い役柄を演じていた。尤も、所詮地球人。やはりくすんでいるのは仕方ないか。