★3 | 悲惨な駆落ち(1908/米) | Youtubeで鑑賞。ロミオとジュリエットのように駆け落ちしたカップルの大きな箱状の荷物に泥棒が入って・・・という、わかりやすく楽しいコメディ。映画の父D・W・グリフィスはコメディも撮れるんですね。これがキートンやチャップリンにつながっていくと思うと感慨深い作品。 | [投票] |
★2 | 宿命の時間(1908/米) | Youtubeで鑑賞。中国人の悪者に拉致された女性が時計式自動拳銃発射装置で命を狙われるが、警察の救出が間に合うか・・・。というD・W・グリフィスのお得意の演出「クロスカッティング」と「ラスト・ミニッツ・レスキュー(最後の瞬間の救出)」が見られる。 | [投票] |
★2 | 修繕されたリュート(1909/米) | Youtubeで鑑賞。7分ほどの作品。インディアン同士の娘をめぐる争奪の話。セットではなく外ロケ。逃げ出した娘を追いかけるためにカヌーでの追跡劇はやはり映画の基本だろうか、そこは面白い! | [投票] |
★2 | クレモナのバイオリン職人(1909/米) | Youtubeで鑑賞。12分ほどのお話。映画の黎明期の作品だがもう完全に物語があり映画として成立している。これは映画が誕生する前に芝居があったからだろう、二人のヴァイオリン職人が一人の女性を恋して、コンテストで優勝するとその女性と結婚できるという、ただお互いにヴァイオリンを取り替えて・・・という芝居でもさんざんやり倒したベタなお話。映画的な要素は少ない。 | [投票] |
★3 | これらのいやな帽子(1909/米) | Youtubeで鑑賞。100年前の昔も今も劇場で頭の大きな人がいると邪魔なんですね。そんな人をあんな方法で排除するなんて、グリフィスさんいかしてる! | [投票] |
★2 | ギブソンの女神(1909/米) | Youtubeで鑑賞。映画の父D・W・グリフィスの作品、7分40秒。女性アーティストのミュージックビデオではよくある「一人の女性を何人もの男性が追いかける」と言うシチュエーションは100年前のころからあったんですね。 | [投票] |
★3 | GODZILLA ゴジラ(2014/米) | ”ゴジラ映画”は初代本多猪四郎に挑戦する永遠に未完のシリーズ。新鋭ギャレス・エドワーズの挑戦はどうだったのか! [review] | [投票(2)] |
★3 | 黄金のルイ(1909/米) | Youtubeで鑑賞。100年前の作品なのに演劇からの影響か人のすれ違いなどすでにしっかりとしたドラマがあるのに驚いた。クローズアップされた金貨はドラマの中だけでなく観客の我々にこれが新しい映画独自の手法だと言っているようだ。哀しい話だがクローズアップの金貨だけは喜びに満ちている。
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★2 | 紀元前1万年(2008/米=ニュージーランド) | 子供の頃デビッド・マコーレイの絵本「ピラミッド」でどのようにピラミッドが作られたのか書いてあり、荒唐無稽の時代設定やリアリティを無視した今作で”動くピラミッドの建築現場”だけは惹き付けられた。教養テレビ番組のCGよりやはり映画の方が楽しい。 | [投票] |
★2 | インディアンの考え(1909/米) | Youtubeで鑑賞。14分35秒の短編白黒無声映画。インディアンが白人に迫害される物語だが、ストーリーはまったく盛り上がずそのまま終わってしまうのは残念。映画の父D・W・グリフィスなのに。ただ100年ほど前の時代のアメリカでインディアン側から描いたのはさすがだと思う。 | [投票] |
★4 | ソーシャル・ネットワーク(2010/米) | いいね! | [投票] |
★5 | ゼラチンシルバーLOVE(2008/日) | 映画として破綻していてもそれは些細なこと。”写真”の本質がフィルムに焼き付いている。お手軽に映画を楽しむのは容易ではないが、観賞後極上の余韻を楽しめるのは間違いない。 | [投票] |
★3 | あるアメリカ消防夫の生活(1903/米) | Youtubeで鑑賞。消防士の日常を記録撮影と演出をミックスさせてドキュメントタッチで描く。クロスカッティングの手法を用いた作品。映画の創世記に作られた作品だが、舞台演劇をカメラで記録するだけではなく映画的な手法「編集」を用いた記念すべき作品。 | [投票] |
★2 | アリババと40人の盗賊(1902/仏) | 「開けゴマ!」で有名なアラビアンナイトの話。映画の創世記の作品をYoutubeで鑑賞。ただ”舞台”を固定カメラで写していると言う印象が強く、まだ映画独自の文法はあまり確立していない。ただその演劇からの自然な流れがわかる。 | [投票] |
★3 | トイ・ストーリー3(2010/米) | 2歳の娘に今作を「キライ!」と言われてお父さんはがっかり。大人が観ると面白いものでも、人生の苦みがあり暗いトーンの画面は子供にはダメなのかな。 | [投票(1)] |
★2 | ティファニーで朝食を(1961/米) | これが名作かと思うくらい原作とは違う凡庸な作品だが、ヘップバーンの神懸かり的な美しさがそれを全て帳消しにしてくれる。唯一ミッキー・ルーニーの演じる変な日本人だけは消せないけど。 | [投票(1)] |
★2 | さまよう魂たち(1996/ニュージーランド=米) | 方向性が違う3人ピーター・ジャクソンとロバート・ゼメキスとマイケル・J・フォックスが一緒に仕事をした、と言う事実がこの作品。なかなか面白いんだが良いアンサンブルではなく、彼らの作品欄でも目立たない存在だろう。 | [投票] |
★2 | バイオハザード III(2007/米=英=独=豪=仏) | CG全盛”何でもできる”時代だからこそ古典へ。「そうだ大好きなヒッチコックの鳥のオマージュだ!」と映画人ならやってみたいのは良くわかる。 | [投票] |
★4 | ニュー・ワールド(2005/米) | 間違いなく現在の最高レベルの映像を撮れる監督のひとり。テレンス・マリックの「画」の才能には圧倒される。題材がありふれていて、物語がどんどん薄れて、人間よりも自然が撮りたいのかと思うけど、そこは目をつむりたい。部屋の中が暗く黒枠になりまるで”絵画”のように窓辺にたたずむ女性のショットは印象的。写真的な眼差しだ。 | [投票] |
★4 | マイマイ新子と千年の魔法(2009/日) | 懐かしい戦後日本の田舎を舞台に空想好きな女の子の日常生活を、千年前の時代とリンクして、今現在のアニメの圧倒的な描写力で描く。たいへん上手で面白いことは間違いないが、二つの世界をリンクさせて描く現代アニメの手法は何かストレートに心を撃ち抜いてくれないもどかしさがある。リンクではなく何かだ。 | [投票] |