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inaさんのコメント: 更新順

★1スター・トレック/叛乱(1998/米)これって映画ですか?いやテレビ番組を劇場で流しているだけです。どうして?スタートレックファンのためです。これでいいの?いいんです。このテレビっぽいのがファンに喜ばれるのです。[投票(1)]
★4クローズ・アップ(1990/イラン)どこでもある坂道、空きカンがコロコロと音を立てて転がる。ずーと転がる。まだ転がる。まだまだ転がる。この「まなざし」が「映画」だと思います。[投票(5)]
★2トラフィック(2000/独=米)とてもクールでうまい作品だ。この作品のカメラの冷たい距離感のあるまなざしがドキュメンタリー風にさせている。でも心に残らないのはその「うまさ」ゆえか。「映画テクニック」は人を感動させるためにあるのではないでしょうか。[投票(11)]
★2ミリオンダラー・ホテル(2000/独=米)「私にはわからない」と言うのが率直な感想だ。この映画が普通の監督の作品なら記憶にも残らないだろうがあのヴェンダースだ、「ベルリン天使の詩」「パリ・テキサス」「都会のアリス」昔の作品とどうしても比べてしまう。この映画には「どこにも」ヴェンダースがいない。この「不在」が私を困惑させる。[投票(2)]
★3パール・ハーバー(2001/米)皆さんが「内容」のことをボロカスに言っていたがとにかく戦闘シーンの「映像」が本当にかっこよかったので面白かったです。たぶんこの監督は計算して陳腐なラブストーリによって戦闘シーンがより引き立つと思ったのではないでしょうか。[投票(5)]
★4風花(2000/日)この映画を観たときは何も感じなかったが、ある日突然、夜の雪原での小泉今日子の舞踏シーンが私の心の中で完璧にリアルに再現された。それからずーと忘れられない映画です。私の中であの雪のシーンがとても重要に思います。理由はありませんが、その映画を好きになるときはそんなものではないでしょうか。[投票(2)]
★4スワンプ・ウォーター(1941/米)同時上映が「大いなる幻影」だったので衝撃がそちらにいってしまいあまりストーリーは覚えてないが「綿密」な事と沼のいう「場所」を大事にしている映画だった事を記憶している。[投票(1)]
★3みんなのいえ(2001/日)単純に面白かったが「単純」に面白いままだった。周防監督と伊丹監督の作品と似ているがまだこの二人のほうが映画的だ。[投票(4)]
★3最後のブルース・リー ドラゴンへの道(1972/香港)「燃えよドラゴン」の悲壮なブルース・リーしか知らなかった。この作品はポップで楽しい。ブルース・リーは監督、音楽、主演もこなしておりコミカルで早回しの動きがチャップリンと重なる。[投票]
★3ギフト(2000/米)この映画は主演のケイト・ブランシェットの魅力で成り立っています。彼女の顔は幸薄そうで影がありしかし理解があって絶対的なやさしさがある。そんな彼女の顔がこの映画をリアルにしていると思います。[投票(16)]
★3かさぶた(1987/イラン)ドキュメンタリータッチの映画。キアロスタミは「静」、この映画は「動」。とにかく子供たちが走る、動く、騒ぎまくる。「うるさい」感じがこの映画の印象だ。[投票]
★4花のお江戸の釣りバカ日誌(1998/日)「釣りバカ」の同じパターンには飽きていたところで、この映画は新鮮で面白かった。「スタートレック4」もこの作品と同じ。設定が違うだけでここまで面白くなるのかと感心しました。それとたぶん映画のスタッフも時代劇だと気合が入るのかもしれません。[投票]
★4ゼイラム2(1994/日)この映画は完成度の低さが主演の森山裕子の魅力をかなり上げていると思います。ほとんど自主映画なノリですがそれがとても「リアル」です。その「リアル」が森山裕子を浮き出させ妙にエロチックです。 [review][投票(1)]
★4アメリカン・ビューティー(1999/米)この映画の中のビデオカメラは監督の「思い」が入っていると思います。映画の映像は淡々と状況を写しているが、ビデオカメラはズームして本当に撮りたいものを映像に収めようとしています。このもうひとつの「視線」がとても面白い。 [review][投票(16)]
★2アンブレイカブル(2000/米)これはアニメか!こんな幼稚なストーリーをとことんリアルに描いていく監督の腕にはびっくりした。ファーストシーンの列車の座席の隙間から撮る横パーンのカメラワークには感動すら覚えた。[投票(3)]
★3ゴダールの映画史 第1章すべての歴史/第2章単独の歴史(1989/仏)このゴダールの引用の嵐に誰がついていけるのか?この映画には「意味」は存在しない、それがいいのだろう。ただ「感じろ」と言われても「感じる」だけで「感動」はない。ゴダールは誰のために映画をとっているのだろう?たぶん・・。[投票(2)]
★5夏の妹(1972/日)自主映画のようなカメラとモダンなヌーベルバーグのようなシーンがひとつの映画の中に入っている、しかしなぜか違和感がない。大島監督は計算してないだろう。 「時代」、「沖縄」、「松竹ヌーベルバーグ」そんな言葉ではくくれない傑作だ。 [投票(2)]
★5生きる(1952/日)この映画の凄さは練りに練りまくった「構成」に尽きます。脚本の凄さ、演出の凄さ、映画的「構成」のビックリの為作った映画。これはヒューマンドラマではない。ヒッチコック的な「映画のための映画」。しかし涙が止まらないのは黒澤の勝利だろう。[投票(10)]
★3ある貴婦人の肖像(1996/英=米)これが本当に「ピアノ・レッスン」の監督の作品なのでしょうか?まったく映画的「脱線」がない長い長い映画です。たぶん原作の小説があってその本が好きなあまり映画的破壊ができなかったのでしょう。 [review][投票(3)]
★2ミッション・トゥ・マーズ(2000/米)映画監督の資質は「想像力」だと思います。デ・パルマ監督は技術はあるが肝心の「想像力」はなくしたらしい。 [review][投票(10)]