[コメント] レオン(1994/仏=米)
外国人が自分の国とは違う国を描く時、主人公が異邦人というのがもっとも描きやすい。この「レオン」は異邦人の物語だ。また、この映画の監督も異邦人だ。フランス人が見たニューヨーク。アメリカ人が描くニューヨークよりわかりやすい。
リュック・ベッソンの映画ってセンチメンタルだと思います。そのセンチメンタルなところが人気の秘密でしょうか。
そのセンチメンタルな部分が彼を普通の娯楽映画監督と言われるところで、しかし私は個人的に大好きです。
冷酷で非情で映画的で芸術的でリアルで魂の剥き出しの映画監督、キューブリック、溝口、小栗、アンゲロプロス、黒澤、タルコフスキー・・・。
センチメンタルで、物語的で、ここだというシーンでは必ず音楽をつけて、わかりやすくて、人気のある監督、リュック・ベッソン、岩井俊二、スピルバーグ、宮崎、キャメロン・・・。
どちらも別に2つに分ける必要がないですね。 「映画」が好きならどっちでもいいかな。 ただし、後者の方はみんなテクニシャンです。
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