イリューダさんのコメント: 投票数順
隠し砦の三悪人(1958/日) | ただ面白いだけの映画としては最高級の作品だと思う。雪姫さまの頭のてっぺんから出るような金切り声が、声を抑えねばならない状況になったことのない貴族の声としてとてもリアルだった。 | [投票(1)] | |
キッズ・リターン Kids Return(1996/日) | 終わってしまったものを「まだ始まってねえよ」と無理やりにでも強がるところに、映画の存在意義のひとつがある。確かに甘いエンディングかもしれないが、冷たいだけの現実を描くことがそれほど価値のあることだろうか。 | [投票(1)] | |
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997/独) | 大雑把でご都合主義の脚本なんだけど、この作品の場合、それでいいんだと思う。延々と愁嘆場をやるよりも、多くを語らず軽々とストーリーを進行させ、残りを想像力にゆだねたほうが、きっと観客の心に残るものがある、と監督は考えたのではないだろうか。最近の邦画の多くに見習ってほしい。 | [投票(1)] | |
めまい(1958/米) | このジェームズ・スチュワートは全然魅力的じゃない。うじうじしやがって。 [review] | [投票(1)] | |
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏) | 自分の決めたルールは必ず守る。過ぎたことをぐちぐち悔やんだり、ひとのせいにしたりしない。約束は必ず果たす。そして遊び心を忘れない。ジョニー・トーの描く男達はいつも大体同じだが、そのたびにしびれる。 [review] | [投票(1)] | |
荒野の用心棒(1964/伊=独=スペイン) | 黒澤『用心棒』と比べると全編に漂うユーモアや、主人公と酒屋の主人との微妙な友情の描写など、どうしても「足りないなあ」という感じがしてしまう。イーストウッドの存在感はさすがにオリジナルの三船に負けてなかったと思うが。 | [投票(1)] | |
第9地区(2009/米=ニュージーランド) | これ以上ないほど感情移入しにくそうな主人公が最後に見せる男気に泣いた。ただマクガフィンとなるあの物体は何なの? [review] | [投票(1)] | |
幕末太陽傳(1957/日) | 落語好きにはたまらない。現代でも堂々通用するテンポの良い演出に驚く。佐平次が自分の咳を指摘されたときの一瞬の表情、画面の隅にちらりと写る物乞いなど、にぎやかな喜劇の底に流れる人が生きることの哀しみに胸を打たれた。 | [投票(1)] | |
3時10分、決断のとき(2007/米) | 説明過剰でない淡々とした演出はかっこよくてかなり好みなんだけど、男同士のロマンチシズムがちょっと鼻につくのが難点でした。 [review] | [投票(1)] | |
シャーロック・ホームズ(2009/米) | 斬新なホームズ像といっても元々のキャラクターからしてコカイン中毒のおっさんだし…。世界中のシャーロキアンを敵に回さないよう慎重になりすぎたせいか、突出したところのない、いまひとつ心に残らない作品だった。観ている間は、結構楽しかったんだけど。 | [投票(1)] | |
インビクタス 負けざる者たち(2009/米) | …で、今南アフリカってどうなのよ。 [review] | [投票(1)] | |
狼の死刑宣告(2007/米) | 警察頼りにならなすぎ。素人でも突き止められる犯人の居所も突き止められないし。女刑事が途中で復讐の無意味さみたいなことを説くけど、「あんたらがしっかりしてりゃこんなことにならずにすんだんだろ。偉そうに説教してんじゃねえよ」と思ってしまった。 [review] | [投票(1)] | |
殺人の追憶(2003/韓国) | 『セブン』よりずっとすげえ!序盤の笑いが徐々に凍りついていき、ラストで背筋が寒くなる展開、構成も完璧。見事! [review] | [投票(1)] | |
ターミネーター4(2009/米) | ラストシーン前に考えたおいら的ラスト。 [review] | [投票(1)] | |
ダウンタウン物語(1976/英) | 石立鉄男と江守徹の…!?じゃないのか。(がっかり) | [投票(1)] | |
頭文字〈イニシャル〉D THE MOVIE(2005/香港) | ひたすらだるそうなジェイ・チョウはまあ悪くないと思った。ただ香港コメディのノリそのまんまのチャップマン・トウが邪魔くさくてしょうがない。原作のイツキはいい奴なんですよ。 | [投票(1)] | |
東京ゴッドファーザーズ(2003/日) | 普通に面白い。江守徹と梅垣義明の達者ぶりは「さもありなん」だが、岡本綾がすごく良くてびっくり。昨今の宮崎駿は少なくともキャスティングにおいて今敏に遠く及ばないと感じた。 | [投票(1)] | |
キング・コング(2005/ニュージーランド=米) | 2時間にまとめるか、いっそ5時間の超大作にするか。 [review] | [投票(1)] | |
犬と歩けば チロリとタムラ(2003/日) | どうにも焦点がぼけぼけのシナリオ…。引きこもりの苦しさを激白する妹さんのシーンは不自然なほど長いくせに、犬が来たとたんに立ち直ってみんなハッピーって、犬原理主義者のおいらにだってそんなことは信じられんよ。 | [投票(1)] | |
宇宙戦争(2005/米) | ダコタ・ファニングの超音波絶叫は武器にはならないだろうか。 | [投票(1)] |