感想としてまず思い浮かぶ言葉は「ありがとう！！」である。本当にそれしかない。

私は前２作が大好きだ。そして“２”のコメントでも書いたのだが、ウッディたちとアンディの別れを見てみたかった（ただし絶対にハッピーエンドで！）。“３”を作ると聞いたときは、ピクサーなら変なことにはならないだろうとは思っていたが、それでも多少不安はあった。

でもその不安は上映開始１０分で吹き飛んだ。

お約束のオープニングの冒険シーン。その後のウッディたち。「やっぱり寂しい境遇に置かれてはいるけど、あ〜いつものウッディたちだ〜」とまず安堵。

そしてその後に登場した、なかなかのイケメンに成長したアンディの姿。「何？もうすぐ大学生？すっかり大きくなって・・・」ともうそれだけおばさんは泣きそう（←誰だよ）。しかも普通の感覚もしっかり持ってる心優しい青年に育ってるのが嬉しくて、二度泣きそう。

序盤でウッディたちはいつも通り、アンディは理想通りであることを確認できたおかげで、その後は物語を楽しむのみ。いや〜楽しかった。

特にギャグの冴え方はシリーズ最高では？？ミスターポテトヘッドの七変化とか、ケン＆バービーとか、スペイン語バズとか。

あと、終盤の焼却炉での大ピンチも、きっと助かると思ってはいたけど、みんなが手を繋いだ姿にまた泣きそうに。助かり方は若干無理がある気もしたけども、それすらも「ハッハッハ、ちょっと無理あるよ〜」と笑ってすませてしまえるから凄い。

そして最後！もうこれ以上ないってぐらい最高の終わり方！！バズたちと一緒にいることを選んだウッディも偉いし、最終的にそうさせたアンディも偉い！！それでこそ男！！大丈夫、ボニーと一緒なら大丈夫！！（一緒に遊ぶ姿にまたしても泣いちゃうじゃないかこのっ！）

あ〜今度こそアカデミー脚本賞を取らせたい！！作品賞も取っちゃえばいいのに！！

その前にとりあえず、史上初、シリーズ３作連続の５点満点を献上！！（←重みが違いすぎるって）

最後にもう一度、この作品に携わった全ての人に、前２作のファンとしてお礼を言いたい。

こんなにも素晴らしい作品にしてくれてありがとう！