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[コメント] ちはやふる 上の句(2016/日)

映画の最初に映し出される名前は「原作・末次由紀」。原作ファンの期待を裏切らないことへの自信の表れ。
カルヤ

本当に自信があったのだろう。

公開前から原作の末次さんが絶賛している記事を読んだりしていたので期待はしていたが、全く裏切られなかった。

まず何よりも、キャスティングが完璧。

あぁ、広瀬すずちゃん。どこからどう見ても千早だった。原作から飛び出して来たようだった。

原田先生は医師でなく神主さんになっていたが、それもまた良し。というか國村さんをキャスティングした時点で間違いなし。

ただ、それより何より須藤さんとヒョロくんである。みんな大好き須藤さんとヒョロくんである。須藤さんとヒョロくんが実写化されるとなるほどこうなるのかと納得するしかなかった。本当にどこから探してきたんだろう、あの子たち。ただただ感動した。

その他のキャラクターは原作通りとまではいかないが、それでも全員魅力的だった。

真剣くんの新はちょっとイケメンすぎるかと思ったけど、新の可愛らしさが出ていて良かった。いや〜、本当に可愛かったな〜(笑)

野村くんの太一は「まつげくん」と呼ばれるほどまつげではなかったけれども、それでもしっかり太一だった。しっかり不憫だった。本作は全国の太一ファンが野村くんの表現する太一の不憫さに悶絶する映画と言っても過言ではない(笑)

かなちゃんはボインではなかったけども、それ以外は完全にかなちゃんだった(まあわざわざボインにされても引くわ)。

机くんは完全にイケメンすぎるし思わぬところで前に出たりしてちょっとビックリしたけども、それは物語上当然のことだと思えた。

肉まんくんはちょっと肉まんが好きなだけだけども、良い感じの現代っ子になっていて原作の肉まんくん以上に物語を引っ張ってくれていた。

顧問の女帝は貫禄不足で女帝とも呼ばれておらず出番も少なかったが、生徒たちを見守る眼差しが優しかった。

つまり、全員が原作のキャラクターの芯の部分をしっかり押さえていた。

キャラクターが全員魅力的に描かれていたおかげで原作への愛情が伝わってきたし、それによって原作と異なるエピソードもすんなり受け入れることができた。本当に、原作が伝えたいことを、映画としてもブレずに上手く伝えられていたと思う。

また、映像化したことの意味として、競技かるたの音の迫力やスピード感を挙げる記事も読んだが、それも本当にその通りだと思った。漫画でももちろんそれらは感じるが、どうしても漫画の中の風景としてしか捉えられなかったのだと実感した。実際の大会等も見てみたいと思った。

本当に、実写映画化の意味のある作品だと思った。ただ、原作ファンは「あ〜あれがこうなるのか〜、上手い〜」という感動があるけども、原作を知らない人はそこまでの感動はないのではないかという心配はある。

ということで、結局言いたいのは・・・まだ原作を読んでいない皆さん、ぜひ読んでください!

(ちなみに、既巻の31巻一気読みをお勧めします。見事に同じ熱量、高めのテンションで31巻進んでいくので、ちょっとずつ読むと「まだ同じことやってんの?」と飽きる人もいるらしいです。23巻あたりでやめちゃった人を二人ほど知っています。)

(評価:★4)

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