そして、映像ワッショイの映画かと思ったら、やってくれました、ラスト。

ツァイサンとスーシンが朝日の中で､互いに触れることも出来ず､目を見交わすことすら出来ないでお別れをするシーン。

ぐっとくるなあ、オイ。

結構コテコテの恋愛物だと観ていたので、不覚にも「東洋人のツボ」を押されちゃったかも。このシーンによって、二人に許された唯一の救いの道が「もう二度と会えない」という辛い選択であることが改めてこう、実感できるというか。身にしみるというか。「感動モノ」のつくりじゃなかっただけに、これは不意打ち。

ハリウッド映画とかだったら、ムキーッと抱きしめてチュッチュチュッチュやっちゃうんだろうなー。なんてーのはわたしの偏見かなー。でもなー。