物語上、存在理由のさっぱりわからないポジションに、こんだけの魂を吹き込んだ彼女の素晴らしさに点数全部。

この話、人物設定や科学的考証を、製作側の都合だけでひん曲げてるのが最悪。それも、設定や考証がどうでも良くなるくらいぶっとんでるとかじゃなく、「これくらいいいでしょ？子供向けじゃん。クレしんじゃん。ねっ？ねっ？」とこちらの顔色を窺ってくるのがどうにもこうにも。「ほら！お歌だよ楽しいでしょう〜？」「ほら！桜並木だよ感動でしょう〜？」と押し付けてくるのも厭だった。いや、他の場合ならそんなに過剰に反応しないのかもしれないけど、クレしんでやられると2倍腹が立って…しんのすけもひろしもみさえも、感動的なセリフを「（製作側の都合だけで）言わされてる」感が…

とりあえず、しんのすけとシロの友情物語なら、テレビのスペシャル版「ぼく野原シロのすけです」の方がずっと好きです。