コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アバター(2009/米)

双子かなんか知らんが、学者の代打が(傷痍)軍人って時点でトンデモ未来だ。
はしぼそがらす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 当初の予定通り学者の兄貴が行ってたら、地球人も原住民もあんなに大勢死ななかったんじゃないかなーという気持ちが拭い去れない。そもそも、単にアバターが勿体無いからという理由で、研究者の視点も使命感もなんもない、不満くすぶらせた傷痍軍人を、地球をあげての一大プロジェクトに抜擢するものなのだろうかね未来の世界は。

 映像体験ブラヴォ作品なのは百も承知だけど、肝心の主人公にまるっきり感情移入できないから、あんまノれなくて。正直目くるめく映像が勿体無かった。

 アバターで障害のコンプレックスから開放されて有頂天、調子こいて大佐にもナヴィの皆様にもイイ顔して、煮詰まってきたらボクちゃん義憤が大噴火〜…とここまでなら何とか許せるものの、軍事力の圧倒的な差を認識していながら、ナヴィの皆様を大した策もなくノリで焚きつけて大量死させる無責任さに、わたしの感情移入は3Dどころか四次元空間の彼方へと消え去ってしまった。原住民の描き方も、「純粋」という名の下駄履かせて、結局は見下している感じがしてしまって…(スターウォーズのイウォーク族に感じた違和感に似ている)。

 それにしても、男の「自分探し」映画って、はた迷惑なものが多いですなあ。

 そして、ヘリのおねえちゃんはナイスおっぱいですなあ。(ナヴィ族のスレンダーボディに食傷気味)

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。