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[コメント] ローズマリーの赤ちゃん(1968/米)

アレッ、結構胸くそ良かったのわたしだけか?!
はしぼそがらす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ラストで、「おかんの勝ち!」とガッツポーズを決めてしまったんだが・・・

ローズマリーが徹頭徹尾、わが子のために心配し、悩み、戦っているのがいい。悪阻のひどさに怯えるのも周囲への不信もみんなわが子をおもえばこそ。その辺の心情は宗教観や文化の違いに関係なくズビズバ来る。

いっくら極悪人(人?)の血を受けていようと、おかんの愛は強いぞ。純粋だぞ。その愛情を一身に受けたら、ルース・ゴードンなんかにゃなつかないと思うぞ。事実、ラストで悪魔の赤ちゃんが(泣き声で)求めたのは、他人の崇拝じゃなくておかんの愛だったわけだし。

な、おかんの勝ち!

ところで、この作品は「色」にうまいこと語らせていると思った。部屋の白、ローズマリーのワンピースの赤、子ども部屋の黄色、そしてルース・ゴードンのどピンク・どムラサキのどマダラ・・・

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)ぽんしゅう[*] きわ ダリア[*] 東京シャタデーナイト Shrewd Fellow tredair

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