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[コメント] 光の雨(2001/日)

役者は「役者役」を演じるのは下手ッチョだ、という理解でよろしいか・・・?若者意識のギャップや意図的な「イマドキ」は気にならないが、映画ってあんなにたやすくおセンチにつくれるのものなのか?もっと血を吐くような苦労をするもんだと思ってたんだが。
はしぼそがらす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







何テイクも撮りなおしするシーンもあるにはあったけど、なんかあんな軽い感じであの劇中映画の迫真の演技が生まれたという設定はどうも納得が・・・

それと、ロケ地の知床。どこからどう見ても知床です。あれはどう贔屓目に色眼鏡でみても北関東の山の中には見えない。雪が違う。植生が違う。劇中劇ンなかでも知床にしか見えませんでした。だもんだから、劇中劇ラストの「彷徨っているうちに浅間山荘にたどり着いた」ときには、「どこをどう踏破したら知床から軽井沢に紛れ込むんじゃい!」と脳内パニックを起こしました。

しかしそれにしても、創り手(監督、そして彼とイコールじゃないと思うけど映画の中の監督)は、あの時代の若かった自分たちしかリアルに感じられないのだろうか?今の若者だけじゃなくて、今の自分に対しても関心が虚ろなんだろうか?その辺がどうもよくわからない。突き放した客観的な目線というのとも全然違うし。

最後に、一言。

「おだまり、立松和平!!」

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)死ぬまでシネマ[*]

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